千葉県富津市にあるNPO法人AlonAlonの胡蝶蘭園で、自律走行ロボット「temi」を使った「デジタル農場見学」が始まりました。
2026年5月1日医療・福祉
**距離・体調・国境を超えて、誰もが現地を歩く感覚で見学できる新しい体験です。
導入概要業界: 福祉・NPO / 場所: 千葉県富津市 / 用途: リモート見学・施設案内
NPO法人AlonAlonが運営する千葉県富津市の胡蝶蘭園には、年間1,000名を超える来訪者が訪れます。障害のある働き手が手をかけて育てる胡蝶蘭の姿、その背景にある「働きがいと経済的自立」の取り組みに、多くの方が関心を寄せてきました。
一方で、来訪を望みながらも実現できない方も少なくありません。遠方に住んでいる方、移動に困難がある方、海外在住の家族、体調的に長距離移動が難しい方。「現地に来てもらう」前提の見学は、本来届けたい層の一部しか受け入れられないという課題がありました。
「働く障害者の姿を、もっと多くの方に直接見ていただきたい」。AlonAlonが抱えていたこの想いに応える手段として、自律走行ロボット temi が選ばれました。

temi は、AIによる自律走行機能と高画質カメラ・高品質マイクを搭載したテレプレゼンスロボットです。利用者は自宅のPC・スマートフォン・タブレットから temi に接続し、まるで自分が園内を歩いているかのように温室を巡ることができます。
従来のオンライン見学(ビデオ通話や録画配信)と決定的に違うのは、視点を「自分で動かせる」こと。気になる胡蝶蘭の前で立ち止まり、近づき、働き手やスタッフに直接声をかけて質問できます。「映像を見る」のではなく「現地を歩いて、人と会話する」体験です。
本格運用に先立ち、AlonAlonはイギリス・ロンドン在住の方を対象にパイロットを実施しました。日本とイギリス、約9,500kmの距離を temi が繋ぎ、温室内の胡蝶蘭と働く姿を、リアルタイムで体験していただくことに成功しました。
このパイロットを通じて、海外×福祉×農業のデジタル接続が成立するという確信が得られ、本格的な定例開催へと踏み出すことになりました。
NPO法人AlonAlonは、2013年1月に設立されました。「障害のある人たちが、働きがいを持ちながら経済的に自立できる社会を作りたい」という代表理事 那部智史氏のビジョンのもと、胡蝶蘭の生産・販売を通じて、持続可能な雇用の創出に取り組んでいます。
千葉県富津市の蘭園を中心に、神戸・北九州にも生産拠点を持ち、品質の高いファレノプシス(胡蝶蘭)の栽培で評価を得ています。働き手の手で丁寧に育てられた胡蝶蘭は、贈答用として企業・個人を問わず広く選ばれています。
AlonAlonの取り組みは、福祉分野におけるデジタル活用の新しいモデルとして、多方面から注目を集め始めています。今後の展望として、以下のような広がりが期待されています。
temi の自律走行型リモート見学は、こうした課題に新しい解決の選択肢を提供します。
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いいえ。PC・スマートフォン・タブレットのいずれか1台とインターネット環境があれば、temiに接続して遠隔操作が可能です。今回の事例では専用アプリのインストールは不要で、ブラウザから操作できます。
はい。インターネット環境があれば、世界中どこからでもtemiに接続できます。
NPO・社会福祉法人・農場・教育機関・企業まで、用途に応じてご提案可能です。こちらのお問い合わせフォームからご相談ください。
導入規模・運用形態により異なります。レンタル・買取のいずれにも対応しています。お問い合わせの際にご要望聞かせてください。
同じような取り組みをご検討中ですか? NPO・社会福祉法人・農場・教育機関・企業のCSR担当の方など、用途に応じてtemiの活用方法をご提案します。
※ 一部の画像はイメージです。
各社の公開情報に基づく、公開当時の記録です。